特許情報

本件特許について

特許番号特許6271055
出願日2017年2月20日(日本)
特許権取得日2018年1月12日(日本)
発明者長沼幸男

確定した特許の権利

請求項1電気的な信号を物理的な振動に変換して音楽や音声等の音を発生させるスピーカーであって、振動手段によって振動する振動部材を浮上機構によって空中に浮上させ、前記振動部材は周囲のあらゆる方向に面しており、前記振動部材を周囲の物と非接触の状態とすることで、周囲のあらゆる方向に振動を発振することができるようにし、前記振動部材は、全体として周囲を取り囲むことにより、内部に密閉された空間が形成されるような外殻体であり、前記浮上機構は、前記密閉された空間内に備えられていることを特徴とする浮上スピーカー。
請求項2前記浮上スピーカーには、音声信号を無線で送り込むための無線通信手段が組み込まれるか又は音声信号を記憶するメモリー媒体が装着或いは装着可能にされることを特徴とする請求項1に記載の浮上スピーカー。
請求項3前記浮上スピーカーには、非接触で伝送される電力を受けることのできる非接触式電力受給機構が組み込まれることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の浮上スピーカー。
請求項4前記外殻体の所定個所には、外殻体の裏側に向けて発振される空気の振動を外殻体の表側に導出させるための開口部が形成されていることを特徴とする請求項1及至請求項3のいうれか1項に記載の浮上スピーカー。
請求項5省略(浮上機構を磁気とする旨。)
請求項6省略(浮上機構を周囲の雰囲気より軽いガスとする旨。)
    

特許を活用した製品一例

製品例と概要


浮上物体自体が振動することにより振動物体表面から直接音を出すという概念の発明ですから、地球儀に穴を開けなくても音が周囲に出すことができます。ヘリウムガスで浮上させることも可能で、ワイヤレスにより音楽データーや電気を送る設計にもできます。物体表面から音が出るのですから、完全密閉型の設計にして、ホコリや雨風に強い屋外用のスピーカーとすることもできます。浮上物体自体が振動することにより振動物体表面から直接音を出すという概念の発明ですから、浮上物体の形状は地球儀だけでなくあらゆる物が適応できます。

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